はてなスマホ写真部

スマホで撮った写真をメインとした記事を書いていくグループです。毎月のテーマを発表します。そのテーマに沿った写真を用いて記事を書いていきます。写真のみで記事を作っても良し!スマホカメラのガジェット紹介をしても良し!ブロガー仲間を作る目的に参加しても良し!部内のルールを守って、楽しいブロガー生活を送りましょう♪ 

お題【パワースナップをスマホに収めました】

 

し氏(id:star-watch0705)です。すいません舐めてました。今年の冬はあまり大したことなく終わるだろうと思っていたのです。去年に比べて雪も大して積もらないし、そこまで寒いわけでもない。余裕だなぁと、ご婦人方と戯れながらそう思っていた矢先、例の「10年に1度の大寒波」が襲来したわけですね。

 

すべてが凍りついた。急に自分の住む世界が極寒ステージになってしまいました。横断歩道もツルツルに凍りつき、向こうへ渡りきるまでに生きるか死ぬか、挑戦と覚悟が求められる今日この頃。私もつい弱気になりがちですが、こんなときにこそ、得体のしれないパワーのようなものを感じとるのは大事なことではないでしょうか。だいぶ話の誘導が強引ですが笑


ということで、今月のはてなスマホ写真部のお題は「パワースナップをスマホに収めました」とのこと。テーマはシンプルに「力」。パワーを感じる写真を求めて、世間を徘徊した成果をご覧に入れましょう。早く春になれ。


➀フェルナン・レジェの『歩く花』  


いきなりナニコレ珍百景的な光景。これはなにかというと、福島市にある福島県立美術館の庭園に立つ、フェルナン・レジェという芸術家が作った彫刻です。『歩く花』とタイトルにあるように、どっしりと歩いてますね。花というより、どこか太陽っぽくもみえます。この彫刻、ここだけじゃなく、箱根にある彫刻の森美術館など各地にあるようです。


後ろ姿はこんな感じ。こいつがゲームなんかで出てきたら確実に強敵でしょうね。殴ってもなかなか倒せなさそうだ。ご覧の通りこの日はとても寒い日で、気温はたぶんマイナス3度くらい。そんな中、孤独に立ち尽くす『歩く花』。強靭なパワーを感じませんか。しかし、よくみるとだいぶ色も褪せてきたので、塗装し直して欲しいところです。


②紅いお地蔵様


紅い頭巾を被ったお地蔵さまの視線を感じます。半身はすっかり雪に覆われていて、だいぶ寒そう。このお地蔵様、『歩く花』のあった福島県立美術館からそう遠くない遊歩道の脇に並んでいます。 


こんな感じ。紅いお地蔵様が20体ほど安置されている。ここを通るときはちょっとした緊張感がありますね。物言わぬ圧力を感じるのです。いつからこのお地蔵様がここにあるのか。由来を調べてみたんですが、ちょっとよく分かりませんでした。昔このあたりにあったお寺の境内に並んでいたものかもしれませんね。時々、ヤクルトやオロナミンCといった飲み物が供えられていたりもします。静かな信奉があるようです。


③信夫山の「大わらじ」 


またいきなりナニコレ珍百景的光景。福島市の真ん中にそびえる信夫山という、そんなに高くない山頂付近にあるのがこの「大わらじ」です。高さは約12メートル。こんなデカいわらじ、誰が一体履くんですかって話ですが、これは別に履くためのもんじゃない。いってみればお神輿のような存在でして、お祭りの時はこれをみんなで担いで街を練り回ったりするのですよ。 


この大わらじ。毎年2月に新しいものが奉納されます。この写真の撮影は1月の初旬。約1年間ここに立てかけられていたこともあり、風雨にさらされた風合いがなんともいえない印象を呼び起こします。ちょうど何人か境内にいたんですが、これを眺めていた若い兄ちゃんが、「え、キモッ」って言ってました。確かに私もこれちょっとキモイなと思ったのは事実笑。ただ、それは異形が放つ独特の力を感じられるからじゃないでしょうか。やはりこれもパワー。力なのです。


ということで、福島市内のパワースポットを巡って参りましたが、いかがでしたでしょうか。私もなにやら、自分の中に得体のしれないパワーがみなぎる思いがいたします。外は今日も吹雪。私は今からやや遅めの冬眠を決め込む所存です。桜が咲いたころ起こしてください。では、皆様。ごきげんよう