はてなスマホ写真部

スマホで撮った写真をメインとした記事を書いていくグループです。毎月のテーマを発表します。そのテーマに沿った写真を用いて記事を書いていきます。写真のみで記事を作っても良し!スマホカメラのガジェット紹介をしても良し!ブロガー仲間を作る目的に参加しても良し!部内のルールを守って、楽しいブロガー生活を送りましょう♪ 

完成【ジロー22.11】植えた木に、縁が出来るまで

お初の方も増えてきておりまして。
改めまして、ジローです。
一応初期からの部員ですが、6月記事を最後に幽霊化しておりました😨
皆様、よろしくお願いいたします🙇



さて今回は、自己紹介ということで、はてなスマホ写真部の話を少し。

では、どうぞ。
















小学校の高学年だっただろうか。
「木を植えた男」という短い小説が教科書に載っていた。

この作品をざっくりというと、ある若者が不毛の地に旅をしていた時に出会った、とある老人が主人公となる話で、その老人は黙々と荒れた地にどんぐりを植えていく、というものだったと思う。

木は種をまけば、勝手に育つというものではない。手入れをして、欠かさず水をやり、自生できるまで相当期間がいる。実際、その小説の中でも一年かけて植えた苗が全滅する話もでていた。

種をまき続けるという行為も、森を再生すると言う強い信念がなければできることではない。その男は来る日も来る日も木を植えていた。戦争があろうとも、なかろうとも黙々と。
彼の進んできた木はやがて林になって、森になり、人が集まってきて村ができた。
そんなことを、彼は誇ることも、声に出すこともしない。



木は、種によっては人の寿命を越えて大きくなっていく。
樹齢千年を超すようなものが楠や杉などにはあり、日本ではしばしば神格化されている。
そんな木のもとに人は祠を建て、村ができて、町になっていく。
そして、木は幹を少しずつ大きくしながら、何代もの時間を越えていく。

近所の神社の御神木。子ども三人と大人一人で手をつないでやっと輪になる。


ユゥヨ部長(id:byte0304)が立ち上げた、はてなスマホ写真部。
はじめは部と名乗るだけのひょろっとした苗木だった。
そこに、かかさず水をやり、まわりに少しずつ種をまいて木の種類が増えてきた。
増えてくるとちょっとした水場ができて、またさらに木の種類が増えていき、そこの中心に育った大きな木がある。

ただ、ネットの世界の時間軸は現実とは違う。
流行廃りの速度は目まぐるしく、たくさんのブロガーが生まれては消えていく。

でも、そんな世界だからこそ、noriko (id:non704)さんの言葉をお借りし、さらに合いの手を入れさせて貰えば

個と個か繋がって線になり、線が繋がって輪ができる。
そして、輪が円になって縁になる

育ってきたいくつかの木がならび、林になってそれらが盛衰の速いこの世界での森になっていく。1本の木を中心に輪になった縁をつないで。





追伸
え、自己紹介になってないって?
こういうのと、たまに短編小説も書いているのが筆書ということで。

surrealsight.hatenablog.com